2009年12月11日金曜日

Come again

 あるお店が閉店らしい。 SLのね、日本のあるお店。
 珍しいことじゃない、昨今山ほどある。
 SIMだって どんどんなくなってるのに、小さな店一個くらい、いつ始まっていつ終わったのか、知らないとこの方が当然多い。
 いや 知ってるとこがめちゃくちゃ少ないという方が正しい。
 お友達のとこと、よっぽど有名なとこくらいだ。。
 そう思うと、うちの店が潰れても 誰が気がついてくれるんだろう??って ふと思って寂しいよね。


 ところで、そんな話題じゃなくて、そのなくなるあるお店は、頑張っていたとは思うんだけど、実は私の嫌いな店だった。

 私は 自分を テクス屋と変わりないと思ってる。
 ただのテクス屋になりたくないから、あれこれあれこれやってみてる。
 でも基本 テクスチャが顔の商品だから、テクスチャ描くのは頑張る。

 で、、同じようにテクスチャが勝負といいつつ、そのテクスチャが まるっと人のもの移しただけだったりすると、やっぱり 基本姿勢が好きになれないんだ。。。
 
 そこは いわゆるドレスショップなんだけど、その布地のデザインが売りだったのね。
 他所ではまずない布地デザイン。
 他は 特になんの工夫もない、よくある形だし、商品ごとにフォルムがころっと変わるわけでもない。ほぼ同じ形で、テキスタイルだけが変わる、、そんなデザインが8割を占めてるお店。
 布地が売りなんだから、多分それはそれでOK、、、、、その布地のテクスチャが web素材サイトのそのまんまでさえなかったらね。。

 そう、、そこのは 素材サイトの素材のまんまだったの。
 べつに 素材サイトは 素材として使ってOKのとこだし、違法でもなんでもない。むしろ、上手く見つけたなぁって思う。
 それをSLで ドレスにしたのも 良かったと思う。
 でも「そのテクスチャが売り」で その素材サイトからの素材を変更するだけで、他の工夫もなくて次々新製品って。
 それはなんか違うと思うのよ。。
 素材を使うなら その素材にあった、形の工夫、デザインの工夫があってもいいんじゃないか?って思わないのかな?

 もしも、、もしもよ、、その素材サイトの素材を作った人がSLに入ってきて、自分が作り出したら、どうするんだろう?
 ドレスとして販売したのは うちが先だからって 自分のオリジナリティを主張出来るのかな、、無理だよね。

 そこが テクスチャを売りにしていないんだったら、良かったのにって思う。
 だって ほんとにそういうテクスのドレスはなかったんだもん。。それまで。
 だから、その「持ち込んで使っただけ」で 閉店しちゃうのは 惜しいなと思う。
 もっと続けてれば、それだけじゃ立ち行かなくなって、何かの工夫をしようという動きも出てきたろうに、、、。

 私が嫌いな状態なままで終わっていくその店。
 できたら 出直して来てほしいものです。

2009年11月16日月曜日

Imagination and creation

 創造は 想像がなくてはできない。
 多分、私が生み出す物は、どこかでみた記憶と、聞いた記憶と、そんなこんなが混ぜ合わされて、はい出来ましたーーって出てきたもの。
 だから、よく言う。「クリエーターと呼ばないで」と。
 多くは リアルのコピー。そして、どこかで蓄積して来たもののの焼き直し。
 でもね、これは言える。全く想像なくて、これらは出てくる事はない。
 たとえ リアルにある物を、そっくりそのまま描き取って、持ち込んだように見えても、どんな風に持ち込もうか、それをみた人がどんな風に使えるか、それで何が作れるか。
 私が作っている物は 場を作り上げる為のパーツだから、私の手を離れた後の事を、一生懸命想像して作る。
 だからこそ、「私が作った物は 私が一番上手く使える」と思える。
 だからこそ、いい意味でそれを裏切ってくれる人は大好き。
 
 こんな使い方があったのか!
 こんな見方があったのか!

 その驚きは大いに次への原動力になる。


 だからお願い。
 どこかから切り取って来た、どこかでみたようなパーツの羅列はしないで。
 たとえどこかでそれをみて、美しいと思ったからといっても、その感じ方は、貴方自身のものなんだから、それを真似してもいいけれど、貴方が表現する時には、貴方自身の思いを、どうか創造してほしい。

2009年9月3日木曜日

It is necessary to pay money to receive service.

 サービスには金がかかる。

 当然です。サービスというのは 無料の代名詞ではありません。そんなこたぁ解ってる。
 只でくれくれ言ってるわけじゃない。

 こんだけのサービスを提供するから、こんだけ出せ。
 そういわれて、そのサービスに金額が見合っているなら、いくらでも払いますし、見合っていないと思ったら、サービスを受ける事を拒否するだけです。

 
 ま、あれです。
 例のブログサイトの有料化問題流れの記事ですが、だいたいの世間の反応が同じなので、特記する事もないでしょう。


 ところで、なぜ私がblogを書いているか。
 それも、ほとんど「作りました。販売します」な記事ばかりなのか?

 日記を公開する趣味は余りなく、MIXIから始まって、日常を書き連ねるというのは、本当にすぐに飽きるのです。
 だから SNSよりは公的要素の強いblogで日記を書くつもりは全くありませんでした。
 初期はそれでも、何か記事がないと、、、みたいな気持ちで少しは日常生活も書き連ねていたのですが、そのうちSLの日常にまで 書かなくちゃの義務を持ち込むのがいやになり、「書かなくちゃ」は SL内お仕事、、、つまり お店の事だけにしたのです。

 日常雑感はSNSに書き散らし、お知らせはblogに、、と住み分けています。
 どの記事もすべて同じレベルで 人が読む事を意識して書く、、という事が出来ないからです。
 (もっともここもblogサービスでしたね、、ここは 脳内垂れ流しの雑感記録ですが、この、(検索にも載せていない)ある意味クローズな場所ですら書く文章は人が読む事を意識しています。レベルは低いですけど)

 じゃ blogは 販促用か? と聞かれると、実はそういうわけでもないのです。
 
 店用のBlogはめったに記事をアップしませんが、アップする時には結構長い記事になります。 
 こんなもの作りました、、から始まって、それを作るに至った理由とか、自分の思い入れ、しっていて欲しいミニ知識、簡単な作成行程、そして商品の紹介がちょこっと。

 販促の為だけなら必要のない情報バカリ入っています。
 
 実は 店用blogは 私の内的記録と、外的記録、2つの要素を持っています。
 内的記録は 制作時にしか湧かない気持ちを思い出すヒントを含めた記事を書くということ。
 外的記録は まさに その時期に 自分が作ってその商品を出したという記録。


 blogをそのように書き始めたきっかけは テクスチャ盗用事件からだったのです。

 残念な事に、作品の主要コンテンツが「テクスチャ」である私の商品は これまで何度も テクスチャを盗まれています。
 Lindenの対応がいまいちな現状を考えて、Linden内でしか量れない物以外に、オリジナルの発表時期を記録しておこうと思ったのです。

 
 さて、話をかなり上に戻します。
 サービスはそれに見合った対価を貰い受けて当然だと思います。
 ところがです。私のblogサービスの需要と言えば、とても販促に値するものじゃありません。
 只の記録でいいなら 記録が残せて公開出来る場所ならどこでもいいわけです。

 提供側が 見合った物を提供してくれないのであれば、享受側は 見合ったものを探すだけです、。
 それだけの事です。

2009年9月1日火曜日

Sensible adult

 物わかりがいいって何?
 嫌なものは嫌だ。
 私の目につかないようにやってくれ。

2009年6月30日火曜日

Two dimension complex

in Worldで、何をしているかと言うと、7割が ぼーーっとしてて、残りの1割が 誰かと遊んでて、1割が制作活動で、1割が色恋沙汰。
1割もあるかなぁ。。
ボーーとしてるのは 只の放置だから 省くとすれば、in時間の 3割が制作活動ってことになるけど、、うーん 実際の制作時間はもっと少ないかも。

私の制作活動の9割はテクスチャワークなので、オフライン作業ばかりになる。
それがちょっとつまんないとこだけど、もともと 2次元コンプレックス的なとこがあって、ずっと、より平面に 平面に向かっていったような気がする。


3D仮想空間と呼ばれるそこですら、結局2次元にどっぷりなのだ。なんてこった。

で、どこまでどっぷりかと言うと。。。

今やってみたいことがある。
それは SLのSSを使った 絵本の制作。
わざわざ SLで 絵を描く意味は??って聞かれたら、好きだから、、とか、描いてみたいから、、とか、、何となくいいかと思って、、とか。。
そんな答えしかでないのだけど。

SLから作り出す2次元世界があってもいいんじゃないかと思う、、、のね、、

2009年6月24日水曜日

You easily part with what you easily obtained

人に聞いた答えは、身に付かない。
答えは自分で探すものだ。

そして教える人は、それを知っていなくてはいけない。
答えを教えるな。
答えを導き出す方法を教えろ。


でもね。
私は先生じゃないからね。
聞かれたら答えるよ? 自分の答えらえるものなら。
隠したって、仕方ないじゃん。
特にSL内で使ってる、、そして調べればすぐに解るような技術なんかね。
みんなで共有して、みんなで 世界が良くなるようにすればいいんだ。

でもね、、
ほんの少し いじわるでもあるんだ。
なぜって、
私は 教えることによって、質問者の思考能力を、一つ弱めた事を知っているからね。

楽すると、人はどんどん 楽なほうへ流れていくんだ。よーーく知ってるんだ。
にっこり笑って、教えてくれる人に 気をつけろ!

2009年6月21日日曜日

Lie

彼の名前は Lie という。
もちろん本当の名前ではない。賞賛を込めたニックネーム。

彼はフォトグラファーと紹介する事が多いが、本人は カメラマンだという。
「どこが違うの?」と聞くと、
フォトグラファーは 写真で表現する人で、カメラマンは 写真を撮る人なんだという。
「そう、僕はただのカメラなのさ。」
と、彼は言う。

かれは イタリア人で、片言の英語を話す。
私は日本人で、片言の英語を話す。

彼の言っている意味が全部理解出来ているとは、言い難い。
、、、が、それはどうでもいい。

重要なのは、彼は嘘つきだという事だ。

なぜそのニックネームがついたかと言うと、彼が撮るのは、ほとんどが ポートレートだからだ。
彼に撮られた写真をみて、モデルは開口一番こういうのだ。
「嘘!」

大抵、モデルがそこに見るのは、「自分ではない自分」だからだ。

彼の仕事のパートナーは mago と呼ばれている。
メイク担当で、撮影のアシスタントもするし、時にはセットも作る。スタイリストもする。
magoは イタリア語で マジシャン。
彼女は(男のような恰好をしているが、れっきとした女性で、2人の子供のいいおかぁさんだ)この賞賛のニックネームを大変気に入っている。

一方 Lie も、このニックネームを気に入っている。
女の子を、嘘のように奇麗に撮るのが、自分の使命だと言っているから、多分気に入っているんだと思う。

さて、昨年末に、彼らと一緒に仕事をする機会があって、仕事とは思えない始終笑い転げる楽しい時間を過ごさせていただいたのだが、
その折に、この Lieから プロポーズを受けた。
といっても、実際に結婚しようという話ではなくて、お互いSecond Lifeをやってるってことが解って、それじゃ中で パートナーになろうよ、、って話。
「僕はこんなにも 女性を愛しているのに、あっちの世界では、口説くのが下手で、彼女の一人もいないんだ。パートナーがいれば、もっと女の子も安心すると思うんだ。」

いやーーーそれって、、かなり失礼なプロポーズじゃないですか?
っていうかね、、浮気の方がみんな安心するって、、どういう文化なんですか??

いや 恋愛至上主義とか言ってる私ですから、べつに 2-3人、5-6人 恋人いてもいいとは思いますが、釣りの道具にするなよ、、、人の事を。

ま、もちろん、イタリア男は、フォローも忘れてませんでしたけどね。

しかし、私のアバター名は教えておりません。
「もし、貴方がin worldで私を見つけることが出来たら、パートナーになってあげてもいいよ」
、、、日本人、何万人登録してるのか知りませんが、まず無理でしょうねぇ。。。

会ったのが11月9日で 半年の約束だったから、5月9日が期限切れでした。

写真は 彼が送ってくれた、私の写真。



ネットで RLの顔を晒すのは、危険だって十分承知してますが、全く気にしません。
なぜって?

この顔を RLの私を知ってる人に見せたら こういわれたからです。
「くれぐれもオフ前に人に見せるなよ。慰謝料取られるぞ」

それくらい 現実とかけ離れています、、ww
そりゃそうです。
Lie が撮った写真ですから、、、、、、。


(とはいっても、やっぱり止めとけって さっき友人に言われたので、顔半分切りました、、、、><)

2009年4月26日日曜日

effeminate

 英語で女々しいって you are effeminate. って言うんだそうですが、それはラテン語の 女らしいから来た言葉らしく、女々しいはそういえば、女が二つも重なってるな、、、と 書いていて気がつくわけです。口語では気にならない事も気になるんですね。

 「女らしく」と「女々しい」では 随分印象が違うのですが、少なくとも、女性に向かって you are effeminate. は おかしいか、、とは思いますね。
 でも、、、いるんだよね。女にも言いたくなる人。「女々しいよ」

 女が二つも入った言葉を 批判的な意味で使うってのも、いやな気分ですが。(何せ私は 女性という性を大変愛しております。生まれ変わっても女に生まれたいと切に願いますから)

 で、女の女々しいってどう?って言われても、まぁ多分、元の意味とは違った解釈で使ってる気がするから、深くは突っ込まないで!

 反して、男前な性格って、、これ、褒め言葉に使われるんですね。
 すっきりさっぱり、見ていて気持ちのいい行動、性格に使われるっぽい。
 なので、女性なのに、男前って言われたら、これ、喜んでいいんですよね、、きっと。

 でもね、保証してもいいよ。
 男前って言われる女性は、大抵女にモテるが、男にはモテない。
 いや、モテないっていうか、、、男友達ばかりが増えて、そいつらはみんな 可愛い彼女持ちだ!

 私だけか、、、?w


 最近 自分を女々しいヤツだなぁと思ったのに、翌日男前だなぁと言われて、混乱してます。
 褒められたんだから、まいいか、、、。

2009年4月21日火曜日

I am waiting for your return.

その後に 本当はこう続きます。
but, you must forget the thing for which I am waiting.

旅立つ人に、前を見て歩いてください、、という意味なんだと思います。

最近 閉まっていくSIMやお店の話が絶えなくて、寂しいのですが、流れが有るのはその場が生きている証拠なんだと思います。
終わっていくものは、それなりの時間がin worldで経過して ある程度大きくなって終わるけど、始まったものは、始まったばかりでどこも名も知れない小さな存在。
だから 終わるほうばかり目がいくんだと思います。

玉石混じり合ってどんどん生まれてきて、磨かれて光り輝いて、、、
その中で、そっと表舞台に立つのをやめる人がいても、それは各々の意思なので、ありがとうと見送るべきなのでしょう。

でも、寂しさも確かに有る。だから 声をかけずにはいられない。

I am waiting for your return.
but, you must forget the thing for which I am waiting.

私は貴方の帰りを待っている。でも貴方は私が待っている事を忘れてください。

切ないけど、きれいだなと思います。

2009年4月20日月曜日

Copyright

著作権とか 使用権とか 販売権とか 意匠権とか、、、
権利と名がつくと、なにやら 利害も絡みそうで、出来れば避けたい話題の人は多い。
しかし、RLでそれと背中合わせの仕事をしている身に取ってみれば、それを考えるのは当たり前なのだ。

Lindenは 著作権の保護を詠っているが、その対策は万全ではない。
それは ある意味仕方がないのだと思う。
というのも、デジタルデータという劣化しないデータを広域でやり取りするシステムである以上、データのコピーはやろうと思えば出来る事であって、あとは制作者の意識にまかすしかないという部分が大きいのだ。

だから デジタルデータを広域ネットワークに載せる制作者たちは、制作者として工夫してきた。
暗号を組み込んだり、一部欠落したものを見本にしたり、明らかに劣化したデータを載せたり。

しかし、バーチャルな空間でリアルに生活を演じる為に、良質のデータを求められるSecondLifeの中で、その工夫はあまり受け入れられない。そしてまた、生活するなかで、リアルを踏襲する人たちによって、リアルのコピーは求められていく。

著作権、意匠権、、
リアルのコピーも バーチャル世界の中のもののコピーも、in worldでは同列だ。
であれば、権利も同列のはずだが、そこでは、すでに常識になっているリアルの世界の権利は忘れられて、都合のいいin worldの常識がまかり通る。

よく解らない。
リアルをまねするのは解る。そして、世界のどこかに、同じようなものが好きで同じようなものをまねして、同じようなものが出来上がる、、っていうのも解る。
しかし、まったくそのものをコピーするっていうのは、どういう了見なんだろう?
成果だけをかっさらっていくというのが、ものを作る人のする姿勢なんだろうか?
それは制作者じゃなくて、ただの 盗人だろう。
クリエーター名に 盗人の名前を表示して 平気なんだろうか?

かの世界には 何一つ 自然に出来上がったものはない。
道ばたの石ころ一つも、誰かが作ってそこに置いたものなのだ。
花の咲く角度一つ、描く人の意思なのだ。
服のしわだって、肌の色だって、髪の一筋だって。

コピーして、私が作りましたって言っちゃいけないのだ。
言った瞬間から それは 制作者ではなく 盗人になるのだよ、、、、、解ってる?

2009年4月15日水曜日

Does the person think that here is really beautiful?

気持ちがささくれているので、ちょっと意地悪な投稿。
でも、「営業妨害」になるといけないので、写真もURLもなし。
多分けっこう有名なとこで、1年ほど前に出来た島。いつの間にか2SIMに増えていた。
知人がやたら進めるので 1年ぶりに行ってみた。。。が、やっぱり前回と印象は変わらない。

そこは 美しい場所、すばらしい場所として、紹介される事が多い、、が、私はどこが美しいのかさっぱり解らない。
趣味の違いはちゃんと解る。「好きじゃないけど、すごい」「好きじゃないけど美しい」「好きじゃないけどすばらしい」
好きじゃなくてもちゃんと評価は出来ると思っている。
しかし、どう見ても美しくないのに、なぜ多くの人が すばらしいと評価するのか解らない場所が時々ある。
何がすばらしいのか、、、。

1年前は SL内の有りものを並べただけという印象だった。
奇麗なものを置く=きれいな景色になる、、、では 決してない。
有りもの結構。すばらしい創作物が、SL内にはいっぱい有る。
先人の偉業を評価して、それを有効に使うこと。それは正しいあり方だと思う。
しかし、新しい空間を創造するのに、有りモノ自体が持っている力だけに依存してはいけないと思う。
それをどう使って、表現するか。そこに創造の意味が有る。

その場所オリジナルのものもあったのだが、制作技術が稚拙すぎる。
技術は仕方ないとしても、創造の意思が見えないのはどうだろう。

現実世界に有るものを持ち込む時、何の工夫もなく、それが現実世界で奇麗だからとそのまま持ち込んでしまったのでは、所詮それらは劣化コピーに過ぎない。
SLだからこその工夫を、みんな見えないところでやっている。
が、、そこのオリジナルのものは、まさに 劣化コピーをオリジナルのもの美しさに頼り切って持ち込んだものだった。

そうして、現実世界の美と、SL世界にすでにあった美 を 適当に置いて作られた美しいと思われる景色。
何度見ても、どこを見ても、私には理解できなかった。

みんなここを本当に美しいと思っているのか?

1年経った今、また時々人によって紹介されているその場所。
何が変わったのだろうと行ってみたのだが、何も変わっていなかった。
SIMが増えて 配置とか置いてあるものは多少変わったらしい、、、が、作り方は全く同じ。
有りものと、意思のない創作物の羅列。

ここの作り手は、いったい何を伝えたいのだろう。
いや実は、伝えたい事は解るのだ。なにせ SIM内にいると、その場所の説明が降ってくる。
ここはこういう場所を表現してるのだと、説明される。
しかし、作られた風景に、それが全く表現されていないとしたら、いったい作り手は何の為に SLにこの空間を作る必要があったのだろう。

美しい言葉と 美しいフリをする風景。
美しいものを提供しているという勘違いに、作り手は酔ってしまっているのじゃないかとも思える。


私は 美しいもの至上主義だ、、多分。
表現豊かで感動を呼ぶ醜いものよりは、見ていて奇麗だけど、それだけね。っていうもののほうが好き。
なぜって、美しいものはそれだけで、プラス感情になると思ってるから。
醜いものみて すばらしいけど嫌だなぁと思うよりは、ぼけっと 単に奇麗なものを奇麗だなぁと見てるほうがいい。

しかし、美しいと勘違いさせる、エセ美しさは、嫌いだ。
それは 人の正しい美しさの判断基準を鈍らせる。

だから、美しいものを並べただけの、美しいフリをした風景のその島は 大嫌いだ。


ということで、件の島の詳細は私の記録から 抹消。(嫌いなものに記録スペースを取るのは勿体無いじゃないか)w

2009年4月13日月曜日

End that doesn't end

blogを始めたとたん終わるモノがあるなんて。なんて皮肉。
昨日一つ、封印しなくてはイケナイものがあって、それは 終わりではないけど、やはり確実に終わるモノがあって。
バーチャルな世界のリアルな想いは、確実に私を蝕んでいた。

想いを封印できないから、それを込めたものを封印していった。
貴方と繋がる為に用意した数々のモノたちは、その半分も使われないまま、小さな箱に詰められた。
貴方との約束も、まだほとんど果たせないまま、「いつか」という不思議な時間の中に閉じ込める。

好きだと書く事しか出来ないもどかしさ。触れられない温もりを想像して、貴方を待つという甘い時間。
待てと言われたわけでもない。でも、待っていいはずだった。

もう、待ってはイケナイ。待つ事自体が罪になる。
残っているのは 想う事だけ。それだけは許された。

涙が出るのは、きっと自分を哀れんでだ。なんて、美しくない涙だ。
でも、それは 貴方には見えないから。せめてそれくらいは自分に許してあげようと思う。

書かないと、書いて吐き出さないと、次に向かえそうになかったんだ。ごめん。
ここは知らないからいいよね。
まだ誰も読む事は無い場所だから、、いいよね。

おまじないを言おう。
私は強い。ちゃんと立てる。進める。歩ける。私は強い。
そして、やっぱり 好きだよ。

2009年4月10日金曜日

High-heeled shoes

 初投稿が靴の話だったからといって、揃えているわけではない。
 収集癖は 靴だけではないから、きっとこれからだらだらと出てくるのだが、今日はたまたま靴の話。
 私は ハイヒールが好きで、靴が好きといっても、集めた靴の8割はハイヒール。
 ジーンズでもハイヒールを履く。その為にジーンズに合うハイヒールを探して歩いて、ビビットカラーのビニールっぽいものや、デニム素材のものは、それこそ、何度も修理して履いていた。
 


 当然SLでもジーンズにハイヒール合わせようと思うのだが、これがなかなか合うものが無い。
 少々汚れた格好でも合うヒールが少ない。
 
 で、愛用してるうちの一つがこれ。
 見て解るように、基本プリムの組み合わせ。
 昨今、靴はほとんど、スカルプが当たり前になってるので、これはスカルプテッドプリム導入前に作られたものなんだけど、この荒さがジーンズ履いてると違和感なく馴染む。
 多分色も、飾りっけないグレーっていうのがいいのかもしれない。
 もう一つ、よく合わせていた白のヒールもあったのだが、どうも見つからないから、なくしちゃったのかなぁ。
 あれも基本プリムだった。

 もう2−3 ジーンズに合うハイヒールと、汚れた格好に合うハイヒールが見つかれば、今まで着なかった服の活用が増えるのに。、、、、、んーー作るか。。(と、思うだけはいつも思うんだけどね。)


 ところで、、このSSを撮る為に、わざわざ ポーズを作ってアップしたんだけど、こういう片足揚げのポーズを作るたび、いつも悩むことがある。
 それはSLのアバターの関節位置の不出来。
 普通 人間って足が長くなると、膝から下の割合が増えてくるのに、SLって関節位置が変わらないのね。
 だから 片足あげポーズはものすごく不自然になる。。これは腰をひねったりで、撮る位置調整してもらって、うまく見せるしか無いんだけど、腰をあまりひねると、SLのシステムレイヤーの服のずれが酷くて、ファッショングラフィックとしては悲しい結果になる。
 だから ファンキーなポーズ以外で、片足あげはあまり手を出さない。
 これ、、私が知らないだけで何かいい方法があるのかなぁと思ったけど、いろんなポーズ屋さんみても、片足あげた静止ポーズは少ないから、きっとみんな苦労してるんだろうなぁ。

 もちろん 不自然な関節は 膝だけじゃないけどね!!!!!

 そろそろ アバターメッシュの上位アップデートをまじめに考えてくれないかしら?Lindenさん。

 

2009年4月9日木曜日

The third straw sandals

straw sandals わらじってこういうのだったのね。初めて知りました。
2足も使い切っていないのに、3足目を用意して何をするのかといえば、公開逃げ場が欲しかっただけかもしれないという。。

物の収集癖があって、小さな頃から色々なものを集めていました。
そして、それらはまだ残っていたります。

使うのが勿体無いというわけでなく、人が欲しいと言えば、喜んで放出したりますから、残っているのは、自分で使えず、人にも欲しがってもらえなかったものたちでしょう。
集めているうちに、本来の使い方と違う物体に見えてくるから、、という理由もあります。

若い頃、、というと、いったい書いてる人はいくつ?という憶測が出て来ますが、とにかく若い頃のことです。
靴好きが高じて、靴屋さんでバイトをしていたことがありました。
ハイヒールが好きで、今でも履く率が高いのはハイヒールです。
履いた形が、、というよりは、靴そのものの造形が好きらしい。よく、玄関に、花の代りに飾っていました。
当時持っていた靴の数は50足くらい。
どこかの靴婦人には到底及びませんが、バイト身分の若者としては充分な数でした。
さすがに靴は履くものだと認識があったらしく、今では履けなくなって処分したものも多くあります。

このBlogは 主に、Second Life の日常からのカットアウトになります。
他で持っているものが、商品紹介に特化していたり、身内話に偏っていたりなので、普段履きと、ビジネスシューズの、中間。
遊びにいく為のハイヒールが欲しくなった、、ということでしょう。

ハイヒールというアドレスは、もちろん取れなかったので、タイトルやアドレスは 某所の使い回しです。

ヒールの音を響かせて、格好よく歩くイメージとはほど遠く、私の靴は、のんびり歩きます。
時々、排水溝の蓋にひっかかって 転けそうになるのも、もちろん お約束です。