2009年12月11日金曜日

Come again

 あるお店が閉店らしい。 SLのね、日本のあるお店。
 珍しいことじゃない、昨今山ほどある。
 SIMだって どんどんなくなってるのに、小さな店一個くらい、いつ始まっていつ終わったのか、知らないとこの方が当然多い。
 いや 知ってるとこがめちゃくちゃ少ないという方が正しい。
 お友達のとこと、よっぽど有名なとこくらいだ。。
 そう思うと、うちの店が潰れても 誰が気がついてくれるんだろう??って ふと思って寂しいよね。


 ところで、そんな話題じゃなくて、そのなくなるあるお店は、頑張っていたとは思うんだけど、実は私の嫌いな店だった。

 私は 自分を テクス屋と変わりないと思ってる。
 ただのテクス屋になりたくないから、あれこれあれこれやってみてる。
 でも基本 テクスチャが顔の商品だから、テクスチャ描くのは頑張る。

 で、、同じようにテクスチャが勝負といいつつ、そのテクスチャが まるっと人のもの移しただけだったりすると、やっぱり 基本姿勢が好きになれないんだ。。。
 
 そこは いわゆるドレスショップなんだけど、その布地のデザインが売りだったのね。
 他所ではまずない布地デザイン。
 他は 特になんの工夫もない、よくある形だし、商品ごとにフォルムがころっと変わるわけでもない。ほぼ同じ形で、テキスタイルだけが変わる、、そんなデザインが8割を占めてるお店。
 布地が売りなんだから、多分それはそれでOK、、、、、その布地のテクスチャが web素材サイトのそのまんまでさえなかったらね。。

 そう、、そこのは 素材サイトの素材のまんまだったの。
 べつに 素材サイトは 素材として使ってOKのとこだし、違法でもなんでもない。むしろ、上手く見つけたなぁって思う。
 それをSLで ドレスにしたのも 良かったと思う。
 でも「そのテクスチャが売り」で その素材サイトからの素材を変更するだけで、他の工夫もなくて次々新製品って。
 それはなんか違うと思うのよ。。
 素材を使うなら その素材にあった、形の工夫、デザインの工夫があってもいいんじゃないか?って思わないのかな?

 もしも、、もしもよ、、その素材サイトの素材を作った人がSLに入ってきて、自分が作り出したら、どうするんだろう?
 ドレスとして販売したのは うちが先だからって 自分のオリジナリティを主張出来るのかな、、無理だよね。

 そこが テクスチャを売りにしていないんだったら、良かったのにって思う。
 だって ほんとにそういうテクスのドレスはなかったんだもん。。それまで。
 だから、その「持ち込んで使っただけ」で 閉店しちゃうのは 惜しいなと思う。
 もっと続けてれば、それだけじゃ立ち行かなくなって、何かの工夫をしようという動きも出てきたろうに、、、。

 私が嫌いな状態なままで終わっていくその店。
 できたら 出直して来てほしいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿