2012年11月1日木曜日

Each one

2人の関係の名称が変わってしまったら、いったい何が変わるのだろう。
ずっとずっと逢えずに、電話も、メールさえもなくて。
ただ、好きだという気持ちだけを抱えて、 私は一人で 貴方の幻と歩いていた。
貴方が、私の幻から逃げて1人で歩いていたように。

いったい何が変わるのだろう。
何も変わらないのかもしれない。

ただ、可能性だけは 消えてしまう。

電車の中のメールで 「いつもの場所に居るから」という文字を 見る事はもうない。
駅の構内を歩くとき、手を握って少し傾ける肩を意識する事も、もうない。
あの駅で降りて、車に向かう私を見つけて、「よう来たよう来た」って笑う貴方も もう見られない。
それどころか、私はたぶん、もうあの駅では 降りる事もなくなる。

胸の中で、丸くなって眠る貴方は、もう二度と見られない。
膝に突っ伏した貴方の背中も、ずっとなでていてあげることもできない。

そんな 一つ一つが、
そんなことの一つ一つが、 こんなに悲しいのは、きっと本当に 私は貴方を好きだったんだと思う。

そういえば、つき合いだしてから一度、貴方が離れていきそうになったことがあったっけ。
確かあの時も3日間 泣いていたんだった。
今度は幾日泣いているんだろう。
そして今度は自分から離れていくのに
この涙は、いったいどうしてこんなにも止まらないんだろう。
幸せになろうと思う。
せめて 貴方が泣いた分だけは、ちゃんと幸せになろうと思う。


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もういいかなーと思って、以前に書いたものをアップしちゃう。
どうせすぐ上に日記重ねるけどね。

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